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  09 ,2017

ビジネス、心理、マーケティングを軸にいろいろなニュースや事象を分析します


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なおゆき

Author:なおゆき
Web広告代理店でシステムエンジニアをしています。
セルフイメージはProblem Analyzer(問題を分析する人)。

このブログでは、IT を中心に
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リスク制約の経済、もしくは持続可能な社会
■正論と俗論、そして真の問題

原発で世論が二分されている。

原発廃止!子供たちの未来を守れ!
原発継続!経済が立ち行かない!

互いに、「自分が正論、相手が俗論」と信じて疑わない。

これってどこかで聞いた話ではなかろうか。
そう、幕末である。

尊王攘夷をとなえていたが、
いつしか倒幕と佐幕の二元論。
いやいや、日本を守るために日本を強くする、
というのが問題の根底にあったが、
先送りで何も決断しない幕府はやぶれて
新政府が樹立された。

現状を維持して危機を直視しない者はいずれ去る。
僕らは歴史が繰り返される場面に立ち会っているのかもしれない。


だとすると当時の富国強兵に該当するものは何だろうか。
まず、問題を正確に定義しなければならない。


■リスクをとる経済

原発に賛成するにせよ、反対するにせよ、
経済と社会において国民の幸福を守ることだろう。

問題がない派の主張は二つだろうか。
①他のリスクもあるので、そんなに変わらないだろう
②電力を供給しつづけないと、日本の経済は立ちゆかない

問題がある派の主張はほぼ一点につきる。
③決して、核物質を世界中に飛散させることがあってはならない

要は現時点で原発を稼働して日本の経済をささえるかわりに、
核物質を日本中、世界中に飛散させるリスクをとるか、ということである。


■そのリスクは後から取り返しがつくか

プロジェクト管理の知識と同じにしてよいか分からないが。。
リスク管理について考えるポイントは2つある。

発生確率と影響度だ。

震災が起こる前であれば発生確率は無視できると考えられていた。
いろいろスキャンダラスな暴露話があるが、あの判断は仕方がないと思う。

しかし、今は違う。
今後、30年以内にM7の地震が発生する確率は70%という試算が出ている。
発生確率は無視できない数値だ。

そして影響度も無視できない。
津波で電源設備が破壊された中、あの程度で済んだのは運がよかっただけだった。
チェルノブイリ以上の問題が発生してもおかしくなかった。


となると、トラブルが発生することは織り込んでおかなければならない。
そのときにコンテンジェンシープラン(緊急時対応計画)を用意するのが定石である。
要はトラブルが発生しても取り返しがつくように準備しておくのである。

たとえば
ただちに除染できる技術を準備しておく。とか。
大気中に飛散しすると未来的な大規模シェルターで空間ごと遮蔽される。とか(笑)。

方法は想像の域を出ない。
決定的に安全な方法がないと思う。



■そのリスクはコントロールできるか

では事前に地震が発生しても、
発生確率と影響度を下げる対策はあるだろうか。
そのリスクはコントロールできるか。

リスク対策としては基本的に4つが考えられる。
「回避」「転嫁」「軽減」「受容」

回避:原発をやめる。今の世論はコレ。
転嫁:他の人に任せても解決しない。
軽減:原発の稼働数を減らす。地震の兆候が見られたら停止。
   →完全停止するまで時間がかかるから意味がないか?
受容:原発を続ける。もう一つの世論はコレ。

いずれにせよ、影響度が大きすぎる。
幕末風に言えば、この判断は国家100年の計か。

ただ影響が世界的、かつ、半減期は長いもので10億年単位。。なので、
人類1000年の計にあたると言っても過言ではない。

この原発の判断如何で、日本人は後世の人たちから
「世界を破滅に巻き込んだ愚かな民」と呪われ続けるか、
「世界を救うためにエゴを捨てた民」と祝福されるか、
の分かれ目にある。。かもしれない。
(表現が中二病的ですみませぬ。。)

もしかするといずれは原発もコントロール可能な技術になり、
リスクは0となるかもしれない。
しかし、そうなるまでは使うべきではないと思う。

自分のエゴのために、取り返しがつかなくなるリスクをとってはならない。


■リスク制約の経済、持続可能社会の条件

さて、これを経済というスコープにまで広げてみると、
これまではリスクのとり方に制限がなかった。
自分のコントロールできないところ、
追跡できないところにまでリスクを分散させた。

またレバレッジを効かせることでリスクを大きくとり、リターンを大きくした。
最悪の場合には、自分が責任をとれなくなるかもしれないのに。

おそらく、ここ数年の問題は根っこが共通していると思う。
リスクに制約を設けず、責任が取れないところ、
コントロールできないところまで広げたことが根本にある。

さまざまな資源には制約がある。
食糧しかり、エネルギーしかり、水しかり。
その制約の中で生きていくべく、社会と経済を再生させる。
そんな転換点にいるのではないだろうか。

そんなことをこの数週間で考えた。
いつか技術がこの問題を救うことを夢見たいところだが、
今の時代の判断に責任をとる。
そんな社会を後世に残したいものである。

■追記。日本ノマド化計画


現在の経済の制約はエネルギーにある。
その制約を最大限に活用する方法を考える。

門外漢なので想像の域を出ないが、
季節によって電力を消費しない地域とする地域があると思う。

夏の東北・北海道。
冬の九州・沖縄。

地域で電力を融通することがムズカシイならば、
人がノマド化して移動すればよい。

Google のデータセンターはコンテナ化されていて取り換えがきくそうだ。

同じように
工場をコンテナ化。
オフィスをコンテナ化。
住宅をコンテナ化。

で、冬は南へ、夏は北へ。
日本の経済ユニットは大移動。

資源が豊富なロシア極東へ、一時的に移民するのもありかな。
一緒に事業開発をするようになったりして。
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テーマ : どーでもいいこと    ジャンル : コンピュータ

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