1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  07 ,2017

ビジネス、心理、マーケティングを軸にいろいろなニュースや事象を分析します


プロフィール

なおゆき

Author:なおゆき
Web広告代理店でシステムエンジニアをしています。
セルフイメージはProblem Analyzer(問題を分析する人)。

このブログでは、IT を中心に
新ビジネスのニュースや現場でよくある問題について
分析します。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード
--

Category: スポンサー広告

Tags: ---

 

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

28

Category: ビジネス

Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

なぜ JAL は画一的な採用をするか
25年前と今のJALの入社式 というのが、はてなのブックマークに上がってきた。

同じ記事について、橘玲さんが自身のブログにて伽藍の世界という記事を書かれている。
「他人と同じことをして、けっして目立たないこと」が新人たちのルールとなっていて
それが日本全体の閉塞感を生み出している、ということらしい。

なるほどそういう観点があるのかと思うものの、ビジネスに携わる者としては
「25年前と異なり、JAL がなぜそういう人材を採用したのか」
ということの方に興味が行く。

TOC の思考プロセスの一つ<雲>を元に分析を進める。
全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!
(2008/08/01)
岸良 裕司

商品詳細を見る


採用方針は過去と現在とで以下のように対立する方針があると思われる。
  現在: 優等生タイプを画一的に採用する
  過去: 個性的なタイプを多様に採用する

この対立を図にしたのが以下になる。
JAL採用のコンフリクト

D「優等生タイプを画一的に採用する」のは、B「個々の生産性が高い」必要があるため。
B「個々の生産性が高い」のは、A「将来にわたって利益を上げ続ける」必要があるため。
といのが上のライン。

D´「個性的なタイプを多様に採用する」のは、C「集団の生産性が高い」必要があるため。
C 「集団の生産性が高い」のは、A「将来にわたって利益を上げ続ける」必要があるため。
というのが下のライン。
これは多様な人がアイディアを出すと一人よりよいアイディアが出ること、
また考え方が画一的になるとその優位性はなくなることを元にしている。
※注:うろ覚え

オリジナルの<雲>では各矢印の前提条件を洗い出すが、
岸良さんのやり方が簡単なのでそれに従って進める。

■D⇒C
・思い込みを導き出す
「優等生タイプを画一的に採用する」と、なぜ「集団の生産性が高い」ことができないと思うか?
  ⇒個々人の意見や見解は入社した後に変わるものではない。
   つまり、入社後に多様性が高まることはないから。
・解決策を導き出す
「優等生タイプを画一的に採用する」と、本当に「集団の生産性が高い」ことができないと思うか?
  ⇒様々なアイディアや意見を引き出すような
   ファシリテーションやコーチングを導入する。

■D´⇒B
・思い込みを導き出す
「個性的なタイプを多量に採用する」と、なぜ「個々のの生産性が高い」ことができないと思うか?
  ⇒使えない新人を現場に渡すことになるから。
  ⇒現場は使えない新人をじっくり育てる余裕がないから。
・解決策を導き出す
「個性的なタイプを多量に採用する」と、本当に「個々のの生産性が高い」ことができないと思うか?
  ⇒新人研修を現場の人が見て、より実践的なものへブラッシュアップする。
  ⇒新人の成長について評価指標に入れる。

■D⇔D´
・思い込みを導き出す
「優等生タイプを画一的に採用する」と「個性的なタイプを多量に採用する」はどういうときに対立するか?
  ⇒採用する人材像について、一つしか方針がないときに対立する。
・解決策を導き出す
  ⇒優等生枠と個性枠の二つを用意する。

■B⇔C
・「個々のの生産性が高い」と「集団の生産性が高い」が両立できないと思っているのはなぜか?
  ⇒部分最適と全体最適の対立と同じだと思っているから。
・「個々のの生産性が高い」と「集団の生産性が高い」が両立する方法は本当にないのか?
  ⇒… No Idea!

簡単に問題をサマると、
・25年前と比べて競争が激化したために現場で人を育てる余裕がなくなった。
・即戦力採用を求めて画一的な優等生タイプを採用するようになった。
というところか。
対策はいろいろ上であげたけど、素人の思いつきなのでテケトーだ。

分析していて気付いたのが、問題の背後には短期・部分最適を求める考えがある。
結果的に現場には閉塞感が生まれてジリ貧になる、というのが僕の想像するところかな。

スポンサーサイト

テーマ : ビジネス    ジャンル : ビジネス

Comments

Leave a Comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。