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  07 ,2017

ビジネス、心理、マーケティングを軸にいろいろなニュースや事象を分析します


プロフィール

なおゆき

Author:なおゆき
Web広告代理店でシステムエンジニアをしています。
セルフイメージはProblem Analyzer(問題を分析する人)。

このブログでは、IT を中心に
新ビジネスのニュースや現場でよくある問題について
分析します。

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みずほ銀障害を分析する~(5) 解決編~
これまでのまとめ。

根本の問題までほりさげた。問題の全体像も大体わかった。
あとは根本の問題について解決策を考えるだけだ。

みずほ銀障害を分析する~(1)オープニング~
みずほ銀障害を分析する~(2)三つの対立~
みずほ銀障害を分析する~(3)根本の問題~
みずほ銀障害を分析する~(4)問題の構造~

ふぅ。



解決策がホントに使えるものなのか、現場の意見を聞かないといけない。
しかし、ぼくは部外者なのでそこは話半分くらいの気持ちで聞いてもらえればいいと思う。

まずは根本の問題が何だったのか、ふたたび図を見よう。
コア・クラウド

この図にある対立が、なぜ生じているか考える。

■D⇒Cの対立
・思い込みを導き出す質問
「スキルの高いIT人材が運用・保守に不足している」と、
なぜ「すでにあるサービスの運用・保守が重視」できないと思うか?
  →人材の配置には、会社が重視しているところが表れるから。

・解決策を導き出す質問
「スキルの高いIT人材が運用・保守に不足している」ことで
本当に「すでにあるサービスの運用・保守が重視」できないと思うか?
  →一騎当千なスーパーエンジニアを配置することで
   選ばれし者の職場にする。


■D´⇒B
・思い込みを導き出す質問
「スキルの高いIT人材が運用・保守に確保できている」と、
なぜ「新しいサービスの開発が重視」できないと思うか?
  →会社のリソースは限られているので、開発に人が足りなくなるから。
  →新しいサービスに運用・保守の観点を持つ人材が必要だから。

・解決策を導き出す質問
「スキルの高いIT人材が運用・保守に確保できている」ことで
本当に「新しいサービスの開発が重視」できないと思うか?
  →運用・保守の観点を持つ人は設計のレビュアーとしてのみ参加する。


■D⇔D´
・思い込みを導き出す質問
「スキルの高いIT人材が運用・保守に不足している」と
「スキルの高いIT人材が運用・保守に確保できている」は、
どういうときに対立するか?
  →社内のリソースを新規サービスに投入する時に対立する。
  →代わりに投入されたリソースが元いた人よりスキルが劣るときに対立する。
  →大きな障害が起こらないと、そのまま劣化リソースが正当化されるときに対立する。

・解決策を導き出す質問
ある条件では「スキルの高いIT人材が運用・保守に不足している」、
別の条件では「スキルの高いIT人材が運用・保守に確保できている」というルールで
両立できないか?
  →新規サービスに借り出された人は、必ず元に戻すことにする。


■B⇔C
・思い込みを導き出す質問
「新しいサービスの開発が重視される」と「すでにあるサービスの運用・保守が重視される」は
なぜ両立できないか?
  →有限のリソースでは、複数のものの間に優先順位をつけなくてはならないから。
  →開発と運用・保守では、要求されるスキルが異なるから。

・解決策を導き出す質問
「新しいサービスの開発が重視される」と「すでにあるサービスの運用・保守が重視される」は
本当に両立できないか?
  →数年単位で定期的にサービスのリプレースを行う。
   その中で開発と運用・保守は互いに人材の交流をはかる。





正直なところ、今回の解決策は難しかった。
最後に一つの知見が得られたように思う。
そこがちょっとわかりにくいので、補足したい。

開発と運用・保守という対立は、社内の体制のもの。
製品の視点からすると、それぞれライフサイクルにおけるひとつのフェーズということ。
フェーズによって要求される人材は異なるので、人を張り替えることになる。

一方で開発したまま、当時を知る人がいなくなることがある。
つまり、市場から見た製品ライフサイクルだけでなく、運用人材のライフサイクルがあると言えそうだ。
そのために定期的な製品のリプレースによって、システムへの造詣を深める必要性を提示した。



みずほ銀障害シリーズは、これにておしまい。
最後まで読んでくれた人、ありがとう。
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